コンフェチュールの思い出

思い出のコンフェチュールの話を書く前に
Tulipさんのリクエスト（してないか＾＾）にお答えして
初めての「バターなし、ショートニング入りイギリスパン」の
お披露目で～す♪　感想・・・味はさっぱりしていて　軽～い感じ
でも、私はコクのあるバター入り、生クリーム入りが好きかな☆

　　　　　　　　　　　　　　　　

そして、コンフェチュールの話

Petit bonbonさんのフェルベール氏への熱い想いに
触発されて、私のコンフェの思い出が蘇りました
私にとっての「フェルベール」は　亡くなった叔父

彼女のほどではないけれど、おいしいイチゴジャムでした♪
おじは　相当なグルメ人間。
そのグルメが高じて、銀座にお店を出してしまうほど。

おじが我が家に来る時は
たくさんの美味しい物を持ってきてくれるので
子供心にとても楽しみにしていました♪

子供のいない叔父夫婦は　私をとてもかわいがってくださり
銀座や築地の「おいしいもん」を食べによく連れて行ってくれました

そのおじが癌になり、晩年自宅療養中に
イチゴジャムやカレーを作っては、
宅配で滋賀まで送り届けてくれました

「いいもの」には金に糸目をつけない性格で
おじが残したワインの中には　
一本十何万もするものもあったそうです
そんなおじが手作りするイチゴジャムは　本当においしかった☆
たぶん、材料のイチゴにもお砂糖にも　本当にいい物を使っていたのでしょう

四十九日で　東京に帰った時　おばが、
「まだあるよ。　持ってくかい？」
って　聞いてくれたけど
そんな大事な物　いただくわけにはいきません！

もう二度と味わうことのできない　幻のコンフェチュールです